米国ウルトラフロート社日本総代理店
株式会社J・U・A
ウルトラフロートカバー   
UltradomeULTRAFLOTECORPRATIONの登録商標です 
 
ウルトラフロートカバーの特長
ウルトラフロートカバーイメージ図
 
● 蒸発損失の95%以上を防止
自然蒸発や可動蒸発による損失の95%以上を防ぎます。
大気汚染を防止し、資源の有効活用を実現するだけでなく、蒸発による経済損出が大幅に改善されます。
施工後わずか数年で設置費用を取り戻せるだけでなく、それ以降は一定の増益を継続的に計上させることができます。

● コンタミネーションを防止
固定屋根だけの設置に比べて密閉度が格段に高まり、水や塵埃などの混入による製品の品質低下を防ぎます。

● 高い安全性
独自の構造と優れた強度で沈没事故などもなく、極めて安全です。また、タンク内の可燃性ガス濃度は、爆発下限界にたもつので火災のなどの危険性は全くありません。
この安全性については、世界中の数多くの使用実績で証明されています。

● イニシャルコスト・ランニングコストの低減
ウルトラフロートカバーは、コーンルーフタンクの蒸発損失を防ぐ最も簡単・確実な方法としてイニシャルコストを抑える事ができます。
また、抜群の耐久性で故障も極めて少なく、保守管理費用の削減に寄与します。

● 簡単施工
ウルトラフロートカバーは構成部材を現場で組み立てるモジュールデザインです。
短期間での取付が可能であり、既設タンクに据え付ける場合、タンクの使用停止期間を大幅に縮めることができます。

● 3,000 KLタンクで年間157KLの損出を2.6KLまで抑えることができます。

コーンルーフタンクからの年間の蒸発損出は驚くほどの量で、その経済的損出や資源の浪費、地球環境に及ぼす影響は計りしれません、ウルトラフロートカバーを設置するだけで、これらの大きな問題を一挙に解決することができます。

例えば1,000KLガソリンタンクの場合、その蒸発損出(恒常損出・稼働損出)は年間54KLになりますが、ウルトラフロートカバーを設置すると2.0KLの損出で済みます。
また、5,000KLタンクで年間264KLの損出を3.1KLまで、10,000KLタンクで514KLの損出を3.71KLまで抑えることが可能です。
KL当たりのガソリン価格を考えてみれば、この経済効果がいかに高いものであるかお分かり頂けるものと思います。



ウルトラフロートカバー 経済性 蒸発ロス低減グラフ
 
構造の特長

ウルトラフロートカバーはポンツーンタイプ(簡易フロート型)のカバーで,優れたシール性により液面上の飽和蒸気層(ベーパー)を完全に閉じ込めます。梁(クランプビーム)と円筒型ポンツーンによってフレームを形成し、これに何連もの連続デッキスキンを連結させる構造で「構成部材の接合部を固定しないで柔軟なものにする」コンセプトが随所に生かされています。

● カバーの荷重基準は。API要件を50%も上回っています。

● クランプビームとデッキスキンのジョイント部はステンレスボルトによりしっかりと密着固定され、デッキスキンの材質強度を損なうことなく、ベーパー漏れを確実に防止します。

● ポンツーンとポンツーンを繋げるピボットジョイント(特許取得)は柔軟性に富み、ポンツーン端部に発生する応力を軽減します。

● ポンツーンを保持するチューブサドルは、ポンツーンの上部でクランプビームを支持します。その構造により荷重が集中せずに分散され、局部的な損傷を回避できます。

● デッキスキンは、最大102インチ(2,590mm)巾まで対応しており、板厚は0.023インチ(0.58mm)とAPI基準要求を15%上回っています。 

● ポンツーンの板厚は0.064インチ(1.63mm)あり競合他社の2倍の強度を有しています。

● コーンルーフの屋根に設置するウルトラベントは、厳密な風洞テストによりデザインが決定されたユニークな外気孔で、タンク内部の空気循環を最大限にするとともに、点検孔としての役割も果たします。材質は自己消火性をもったファイバーグラスを使用しています。

● 石油タンクや化成品タンクには、ウルトラシールTやウルトラシールU、テフロンラッピングシール等様々なシールシステムが用意されており、お客様それぞれの使用条件にきめ細かく対応するとともに、様々な法的基準をクリヤーすることが可能です。

 



ウルトラフロートカバー シール
 ウルトラフロートカバー シールウルトラフロートカバー シール

材質
ウルトラフロートカバーの材質は、アルミニウム合金やステンレスの他にも、アルミニウム合金とステンレスを組み合わせたハイブリットタイプのものがあります。これらの金属部品は、20年を超える使用でも腐食することなく安全に機能することが実証されています。


浮沈性
ウルトラフロートカバーの荷重強度はAPI 650で規定された荷重要求基準量を50%以上上回り、自社による実地載荷試験でも基準の2.6倍の安全率を有することが確認されております。ウルトラフロートは、平成24年3月28日に運用された消防危代88号にある「簡易フロートの浮力は浮き蓋総重量の2倍以上であること」の基準を満足しております。

 
ウルトラフロートカバー スピーディーな施工

ウルトラフロートカバー構造説明図

 カバー納入実績 (敬称略)
 
ウルトラフロートカバー 納入実績表


米国ウルトラフロート社 日本総代理店

株式会社J・U・A

東京都中央区日本橋堀留町1丁目59
TEL 03-5645-7330  FAX 03-3662-5922
E-Mail info@jua.co.jp

 
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